1800万円詐欺 出し子の男に懲役4年 津地裁判決 三重

詐欺グループの実行犯として約1800万円をだまし取ったとして、詐欺や窃盗などの罪に問われた東京都港区、運送業山元聖三被告(48)の判決公判が19日、津地裁であり、四宮知彦裁判官は懲役4年(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡した。

判決理由で四宮裁判官は「主に出し子としての役割を果たし、犯行全体を推進する共犯者の責任とは一線を画するものの、現金取得の実行役を担った役割は大きい」と指摘。「被害弁償がないことに照らし、相当期間の懲役刑を免れない」と述べた。

判決によると、山元被告は兄の聖作被告(56)らと共謀し、昨年3月から7月、山口県下関市の90歳代男性など、7人からキャッシュカードをだまし取るなどし、総額約1800万円を詐取。聖三被告は出し子として出金額の5%程度の利益を得ていた。