三重国体ガイドライン 観客は定員の半分以下 開始式の自粛要請も

【新型コロナウイルス感染症の防止対策ガイドライン案を承認した競技専門委員会=津市栄町1丁目で】

来年開催の三重とこわか国体に向け実行委員会競技専門委員会は19日、三重県津市栄町一丁目の県勤労者福祉会館で開き、競技会で新型コロナウイルス感染症のリスクを軽減するために県がまとめた感染症防止対策のガイドライン案を承認した。ガイドラインでは観客席の収容人数を定員の半分以下に抑え、開始式を自粛するよう要請。市町実行委や競技団体が競技会の運営方法を検討するに当たって判断基準となる。

委員を務める県スポーツ協会の役員ら14人が出席。県国体・全国障害者スポーツ大会局が、県や日本スポーツ協会などの指針を参考に策定した感染症防止対策のガイドライン案を示した。

ガイドラインでは、観客席の収容人数を定員の半分以下に抑え、歌や楽器による応援を控えるよう要請。開始式は自粛し、表彰式は感染症対策を講じた上で実施するよう求めた。選手や大会関係者の体調は競技会の2週間前から確認することも盛り込んだ。

県スポーツ協会理事長の村木輝行副委員長は、観客の人数抑制に「観客にも感染症対策を求めるにも関わらず、50%以下にしないといけないのは合点がいかない。今の時点でどうこう言うつもりはないが、先々に検討してほしい」と将来的な改訂を期待した。

また、スポーツ推進審議会委員の馬瀬隆彦委員長は選手らの体調確認について「競技が終わってから2週間はやらなくていいのか。テニスの大会では終了後の2週間も実施している。新型コロナに対して全てのスポーツが慎重になろうとしている」と指摘した。