選抜高校野球 県推薦校の松商を表彰 「21世紀枠」で三重県高野連

【県高野連の岩出卓会長(右)から表彰を受ける松阪商の川瀬幸史校長=松阪市豊原町の同校で】

今年秋の東海大会出場などの成績などから、第93回選抜高校野球大会(来年3月・甲子園)の「21世紀枠」三重県推薦校に初めて選ばれた、松阪商業高校(川瀬幸史校長)が19日、松阪市豊原町の同校で県高野連などから表彰された。今後、東海地区高野連が東海4県の推薦校4校の中から1校に絞り、日本高野連が12月11日に全国9地区の候補校を発表。センバツ出場の3校は来年1月29日に決まる。

21世紀枠は、試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園の出場機会に恵まれない全国の学校の中から、学業と部活動の両立▽部員の活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている―などの条件を満たした学校を選ぶもので、2001年春のセンバツから導入されている。

松阪商は今年創立100周年を迎えた県立の商業高校。硬式野球部も1950~60年代にかけてセンバツで2度、全国高校選手権で2度出場を果たした古豪だが近年は甲子園から遠ざかっている。

2018年夏の県大会で準優勝するなどここ数年は甲子園まであと一歩の成績を残している。商業教育にも力を入れ、部員は部活動と平行し、各種資格取得に励む。2009年復活の松阪厄まいり宝恵駕籠(ほえかご)道中行列の開催に協力するなど地域に根ざした活動も続けている。

北村祐斗監督は「今年の秋は県大会で58年ぶりの優勝を目指して準優勝。東海大会も初戦で逆転負けしたが、戦う姿勢を評価してもらえたと思っている。全国で勝負できるチームを目指して1日1日大切に、覚悟を持って練習に励みたい」と気持ちを新たにした。