津駅周辺、現状分析を 交通事業者と県市意見交換 再整備、西口側指摘も 三重

【検討会で、津駅前周辺の整備について意見を述べる交通事業者ら=津市羽所町で】

津駅周辺の再整備に向けた検討会が19日、三重県津市羽所町のアスト津であり、県と市が鉄道やバスなどの交通事業者と意見交換した。駅周辺の現状分析を求める声や西口側のロータリーを再整備する必要性を指摘する意見が上がった。年度内に方向性をまとめる。

検討会は津駅周辺の活性化を目的に、東口のロータリーや周辺道路の活用について協議するため県と市が7月末に設置。県や市の職員のほか、津駅に関係する交通事業者の7人が出席した。

JR東海企画開発部の木村誠司担当部長は「東口の駅前広場を整備する場合はできる限り協力したい」とする一方「にぎわいが少ないという漠然とした感覚はあるが、現状の分析が不足している」と指摘した。

水野宏治県土整備部長は「これから詰めていきたい。東口の県道部分をもう少しにぎわいのある場所にできると思う」との考えを示した。

三重交通の高田和昭バス営業部長は「西口のほうが問題。ロータリーが狭く、バスやタクシー、自家用車が入り乱れていて事故の危険性が高い。西口のロータリーを再整備してほしい」と求めた。

津市の渡邉公隆都市計画部長は「西口の危険性については市議会からも指摘を受けている。今回の議論とは別に安全対策の検討を進める」と述べた。