新型ウイルス 新たに21人感染 県内10例目のクラスター 三重

三重県は19日、10代―80代の男女21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。10人以上の感染者が発表されるのは2日連続で、20人以上は75日ぶり。県内の感染者は延べ666人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、伊賀市7人▽桑名市5人▽四日市市3人▽津市3人▽鈴鹿市2人▽いなべ市1人―で、うち鈴鹿市を除く5市の9人は感染経路が分かっていない。

伊賀市内に住む40代―70代の男女4人は、市内の同じ運送会社で勤務している。この職場で判明した感染者は5人となり、県は県内で10例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

県のクラスター対策グループが、この会社などで接触者調査を進めている。職場の検査対象者は、数十人に上る可能性がある。県は「事業者の了解が得られていない」として、会社名を明らかにしていない。

メッセウイング・みえ(津市)で勤務する50代男性市職員も感染。17日に判明した感染者の親族で、濃厚接触者に特定されていた。17日から熱があり、同日まで出勤したといい、県は同僚8人を検査する。

県内の介護施設で勤務する桑名市の60代男性は13日にせきなどがあり、17日に発熱。18日の検査で陽性と判明した。利用者への配食を担当したが、県は「利用者との接触はなかった」としている。

同市の10代女子高校生は家族の濃厚接触者として検査を受けて陽性と判明。四日市市内の県立高校に17日まで登校したといい、県は生徒や教員ら46人を検査する。この学校は20日まで臨時休校する。