過重労働を解消へ 伊勢の福祉施設が最優秀 三重労働局認定 三重

【意見交換する西村代表取締役(右)と西田局長(左)=明和町志貴のウェルハート明和で】

【多気郡】西田和史三重労働局長は18日、社会福祉施設「ウェルフェア三重」(伊勢市黒瀬町、西村昭徳代表取締役)を働き方改革ベストプラクティス企業に認定し、同社が運営する明和町志貴の特別養護老人ホーム「ウェルハート明和」を職場訪問した。

今月の「過労死等防止啓発月間」に合わせた「過重労働解消キャンペーン」の一環。ベストプラクティス企業は平成28年度から毎年1社を選んでいる。

西田局長は「働き方改革は人員、業務、マネジメント、企業文化、職場風土の見直しが必要。労働環境が厳しい介護業界での取り組みを心強く思っている。横展開できれば」とあいさつした。

西村代表取締役は「介護業界は人離れで厳しい状況が続いている。離職予防のため働き方の改善を始めた」と述べた。夜勤専従職員の導入を挙げ、「夜勤専従は1日10時間勤務、年間休日182日。夜勤か日勤か自分たちで選んでいった。離職率を大幅に改善できた」と説明した。

また国家資格のキャリアコンサルタントについて「外部にお願いするのでなく、職員が取得にチャレンジする。介護のことがよく分かっているので、他の職員のメンタルヘルスや日頃の悩みの相談に乗り、離職予防につながる」と話した。