伊勢 来月13日に日本太鼓祭 コロナ禍、無病息災祈る 三重

【日本太鼓祭への来場を呼び掛ける神恩太鼓のメンバー=三重県庁で】

伊勢神宮に太鼓の演奏を奉納する「日本太鼓祭」が12月13日、三重県伊勢市宇治浦田一丁目の五十鈴川沿いで開かれる。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれるも「コロナ禍だからこそ無病息災を祈ろう」と、規模を縮小して開くことにした。

日本太鼓祭は、内宮前の「おかげ横丁」を運営する「伊勢福」の社員でつくる実行委員会が平成15年から実施し、18回目。五穀豊穣などの「神恩」に感謝することを目的として県内外の太鼓打ちが集まり、団体ごとに太鼓の演奏を奉納している。

今年は新型コロナの感染拡大を受けて一時は中止も検討していたという。しかし、おかげ横丁の関係者や伊勢福の社員などから「こういうときだからこそやるべきだ」との声が上がったことを受け、感染防止対策を万全にした上で開催することを決めた。

例年は2日間にわたって開いているが、今年は感染防止を目的に、1日だけとした。おかげ横丁の周辺に設けていた3つの会場も、五十鈴川河川敷の1カ所に限定するほか、整理券も配布する。出演団体も例年の3分の1ほどに当たる5団体に絞った。

出演団体の一つで伊勢福の社員らでつくる「神恩太鼓」の五人が17日、県庁で開催をアピールした。メンバーの西世古葉さん(41)は「太鼓は古来から厄よけや病よけとして打たれてきた。日頃の感謝に加え、コロナの終息を願って音色を響かせたい」と語った。

午前10時からと午後1時からの2部。それぞれ200席を設け、開始時刻の2時間前から会場で整理券を配布する。20日の消印有効で郵送による事前申し込みも可能。申し込みの問い合わせは、おかげ横丁総合案内=電話0596(23)8838=へ。