尾鷲小 努力の積み重ね大切に 水泳パラ出場の細川さん講演 三重

【講演会で、自身の体験を語る細川さん=尾鷲市中村町の尾鷲小学校で】

【尾鷲】水泳でパラリンピックに大会連続で出場した三重県紀北町職員の細川宏史さん(49)=同町引本浦=の講演会が17日、尾鷲市立尾鷲小学校で開かれた。細川さんは3年生68人を前に、努力を積み重ねていくことの大切さを語った。

小学校低学年の時に水泳を始め、尾鷲高校3年の時に当時の県記録を樹立。21歳の時に交通事故に遭い、下半身が不自由となった。体力づくりのため水泳を再開し、シドニー、アテネと2大会連続でパラリンピックに出場している。

細川さんは「昔は障害が嫌で、足を治したいということばかり思っていた」と振り返り、「スポーツを通してさまざまな障害のある人に出会い影響を受けた。障害と向き合うことで、障害は個性と同じなんだと感じるようにもなった」と語った。

パラリンピックは「みんなの応援と協力で出場できた」と述べ、「どんなことでも苦しいこと楽しいことあるが、応援してくれる人は周りにいる。素直な気持ちを大切に頑張ってほしい」と語りかけた。

講演会は、スポーツ庁から委託を受けて県教育委員会が主催した。