来年の干支守箱詰め 伊勢神宮など来月から授与 三重

【箱詰め作業が続く来年辛丑の干支守=伊勢市の神宮司庁第二奉製所で】

【伊勢】来年の干支である辛丑(かのとうし)をかたどった一刀彫りの干支守(まもり)の箱詰め作業が、三重県伊勢市宇治館町の神宮司庁第二奉製所で佳境を迎えている。12月1日から、伊勢神宮内宮と外宮、伊雑宮と滝原宮の一部別宮で授与を始める。

一刀彫りは神宮林のクス材を使用。平成22年の庚寅(かのえとら)から担当を続ける愛知県岡崎市の彫刻家山下清さん(66)のデザインに併せて、伊勢市内外の彫刻家21人が4月から制作を始めた。

大小2種類で、大きい方の特製(高さ75ミリ、幅51ミリ、長さ147ミリ)を850体、小さい方の一般(高さ57ミリ、幅39ミリ、長さ117ミリ)を2万2900体用意。初春の朝日に向かい、力強く働いて豊穣を願う様を牛の姿に表現したという。

奉製所では9月ごろから年末にかけて、職員が一刀彫りとお守りをモミ材の特製木箱に詰める作業を続けている。干支守は初穂料として特製が1万円、一般3千円で授与。数がなくなり次第受付を終了する。