亀山ミュージカル プロと市民ら共演 「鈴鹿御前」と「亀山・今・昔・物語」 三重

【亀山ミュージカル「鈴鹿御前」=亀山市東御幸町の市文化会館で】

【亀山】三重県の亀山市地域社会振興会が主催する、プロと市民が共演する「亀山ミュージカル」が15日、同市東御幸町の市文化会館で上演され、市民ら約300人を魅了した。本年度市が掲げる、かめやま文化年事業の一環。

オーディションを通過した市民ら37人は、新型コロナ感染防止対策としてフェースシールドを着用し、総合演出の亀山市文化大使でKIEプロモーション(東京都)の小嶋希恵代表が東京からリモートで指示しながら本番に向け練習に励んだ。

ミュージカルは2部構成。1部は一般公募で選ばれた、久保美幸さん(49)=津市夢が丘=の脚本で、鈴鹿峠に伝わる伝説で、善と悪の二つの心を持つ「鈴鹿御前」を市民ら37人が演じた。

2部は、今年日本書紀編さん1300年を記念し、日本書紀の写本に記されている、亀山の能褒野の地で亡くなったといわれる「ヤマトタケル」を題材に小嶋代表が書き下ろした「亀山・今・昔・物語」」をプロの男優と女優に市民らも参加し、コロナ禍の中、演者同士の密接を避ける演出で、映像を交えながら上演した。

「鈴鹿御前」の脚本・演出と自らも演者として出演した、久保さんは「音響や照明などの舞台効果の演出で、素晴らしい作品となった。小嶋先生ほか、関わっていただいた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。