四日市 古本集め、子どもたちに 西朝明中、NPO通じ寄付 三重

【生徒が持ち込んだ本を受け取る文化委員(後方右から6人)=四日市市北山町の西朝明中学校で】

【四日市】自分たちのできることで社会の役に立とうと、三重県四日市市北山町の西朝明中学校(廣瀬琢也校長、293人)の文化委員会が、全校生徒に呼び掛け古本の回収を実施した。集まった本は、古本を寄付する活動などを行う「NPO法人全国成年後見の会」(静岡県)を通じて、全国の児童養護施設などに送られ、子どもたちの読書や学習に役立てられる。

文化委員会とは、いわゆる図書委員会。同校には1―3年生全9クラスに2人ずつ、総勢18人の委員がいる。古本の寄付は、図書を切り口に学校全体で社会貢献活動に取り組もうと、委員会を担当する江口春斗教諭(27)が提案した。

回収は全委員18人で取り組み、今月12、13日に実施。委員が9人ずつ交代で出て、午前8時からの約20分間、生徒用玄関前に立ち、次々と登校してくる生徒らが持ってきた本を受け取った。

絵本、児童書、辞書、学習雑誌、漫画本など、2日間で集まった数は225冊。中には、百冊ほど段ボール箱にまとめて学校に持ち込む保護者もいた。