四日市市 福島県新地町と協定締結へ 災害時に相互応援 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県の森智広四日市市長は16日の定例記者会見で、東日本大震災からの復興を支援して来た福島県新地町と「災害時相互応援に関する協定」を締結すると発表した。支援の縁を繋ぎ、ともに未来に向かう目的で、協定締結後は、災害時に必要な資機材の提供や応急復旧に必要な職員の派遣、被災者を一時入所させるための施設提供などを相互に行う。

同市はこれまで、奈良市、尼崎市など5市と同協定を結んでいる。同市が震災翌年から6年間、4人の土木職員を派遣し、区画整理設計や施工・監理に携わって来た「新地駅周辺被災市街地復興土地区画整理事業」が28日に全事業の竣工式を迎えるのを前に、27日の午後4時から同町役場で協定締結式が開催され、山本勝久上下水道事業管理者と同町に派遣されていた職員4人が出席する。同町には友好の架け橋として「四日市橋」と命名された人道橋が造られているほか、昨年同町を襲った台風の豪雨で浸水被害を受けた新地浄化センター(下水道処理場)の一部機能が停止した際にも、同市は復旧支援のため技術職員2人を派遣し、支援活動を行っていた。

森市長は「新地町とは深いつながりが出来ており、思いがこもった協定。南海トラフ地震発生も想定されており、交流することで被災された町ならではの経験などを学習したい。何かあった時に遠慮無く言ってもらえるようにまずはこの協定を結び、関係をどう構築出来るかによって、より強固な協定へと発展させていきたい」と語った。