中学ハンド三重県選抜、愛知とコロナ禍の中「活躍の場」 日本リーグ会場で前座試合

【ハンドボール日本リーグの前座試合に出場した県中学選抜男子(上)、女子】

今月1日、AGF鈴鹿体育館で開かれた日本ハンドボールリーグ、三重バイオレットアイリス対イズミメイプルレッズの前座試合で、中学生の三重選抜が愛知選抜と交流試合を行った。男子は引き分け、女子は惜敗したが、新型コロナウイルスの影響で、中学時代の集大成の位置づけの大会がすべてなくなった3年生から「試合の機会がもらえて良かった」との声が出た。

日本ハンドボール協会などが毎年12月、都道府県対抗方式で開催するJOCジュニアオリンピックカップに向けた強化活動の一環。毎年夏以降、県ハンドボール協会が中学3年以下の男女選抜チームを編成して強化練習や強化試合を行っている。

感染拡大で8月にはジュニアオリンピックカップの中止も決まったが活動は継続。愛知選抜との交流戦は中学生に活躍の場をと、関係者が協力して実現。日本リーグの試合と同じコートを使い、開始前の選手呼び込み、得点者の紹介などの場内アナウンスもあった。

県男子は後半追いつかれて20―20の引き分け。県女子は22―26で敗れたが、チーム1の7得点を挙げた朝明中3年の上村花瑠さんは「全国でもトップレベルの愛知といい試合ができた」。

「部活動は不完全燃焼に終わったので、また皆と同じところを目指せることがうれしかった」と強化活動に参加する理由を語り「高校でもハンドボールを続け、中学でかなえられなかった全国制覇を目指したい」と夢を語った。