平家と北畠ゆかりの地区歩く 津で語り部の会が案内

【北畠氏ゆかりの史跡を案内する前山さん(右)=津市一志町で】

【津】津市一志町のボランティアガイド団体「一志町歴史語り部の会」(会員21人)はこのほど、同町波瀬地区で歴史ウオークを開催した。同地区に残る平家や北畠氏ゆかりの史跡を会員が案内し、近郊から約20人が参加した。

年1、2回町内各地を案内し20回目。コロナ禍で人数を制限して開催した。

参加者は平安時代末期に平維盛の嫡男六代君が都を追われ同地区に落ち延びた伝説を基にした紙芝居を見た後、大蛇退治の伝説が残る名免蛇羅の釜ケ淵や福専寺を見学した。

南北朝時代の北畠氏ゆかりの場所では地蔵塚や同氏発祥の地の碑が残る蛭子神社などを巡った。居城とされた波瀬城跡ではガイドの前山守さん(74)が「波瀬川沿いで傾斜が急なので城を造るには絶好の場所だった」などと解説した。

約4キロ3時間の行程で、同市丸之内の橋本かほるさん(65)は「北畠氏に興味があり参加した。『へえ』と思う話があり面白い。ガイドさんがいるのは頼もしい」と感想を話した。