
第73回全日本バレーボール高校選手権(春の高校バレー)の県代表決定戦を兼ねた県高校選手権大会は最終日の14日、伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢体育館で決勝があり、男子は松阪工、女子は津商が優勝した。
2年連続の顔合わせとなった男子決勝は松阪工が津工をセットカウント3―1で退けて6連覇達成。津工の粘り強い守備や速攻に苦しみながら、身長192センチの3年生エース中西崇らの高さを生かした攻撃で徐々に引き離した。
8年連続同一カードの女子決勝は津商が三重を3―0で下して第69回大会以来の県予選制覇。ブロックからの好守でつなぎレフトの中津亜美主将らがスパイクを決めた。集中力も切らさずストレート勝ちで4大会ぶりの優勝を飾った。
来年1月5日、東京体育館で開幕する全日本高校選手権の予選を兼ねて今月7日から男子43チーム、女子37チームが参加してトーナメント戦が行われた。松阪工は6年連続27回目、津商は4年ぶり17回目の春高出場。