全国高校ラグビー東海ブロック予選 四日市工、初の花園なるか 三重

【静岡聖光学院戦に向けてラインアウトを確認する四日市工の選手ら=10日、四日市市内で】

三重、岐阜、静岡の全国高校ラグビー大会県大会準優勝校による東海ブロック予選「オータムチャレンジトーナメント」は第2日の14日、スポーツの杜鈴鹿であり、県代表の四日市工と静岡代表の静岡聖光学院が対戦する。

12月27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する今年の全国大会は100回の記念大会で、都道府県代表などのほか全国9ブロックの代表も出場できる。東海ブロックでは愛知を除く3県の2位校が1回総当たりし、上位1校がブロック代表の座を射止める。

四日市工は既に岐阜2位校を下しており、静岡2位の静岡聖光学院も退けて無敗を守れば1976年のラグビー部創部以来初の全国大会出場が決まる。岡崎翼主将は「(三重大会決勝の)負けを少し引きずったがもう一回チャンスがある。絶対取りに行く」と東海ブロック代表での花園出場へ闘志を燃やしている。

「オータムチャレンジトーナメント」は今月7日に開幕。四日市工は岐阜・グリーンフィールド中池で岐阜代表の岐阜工を14―0で下して1勝目を挙げた。ロックの岡崎主将は「DFで圧倒できたことが良かった」と試合を振り返る。

FW陣の力強さと鋭いタックルを生かした守備が持ち味。運動量にも自信を持ち1トライ差で朝明に惜敗した11月1日の全国高校三重大会決勝は後半から激しく追い上げた。岐阜工戦も前半を無失点で折り返すと後半からFW陣が得点した。

昨年秋の三重大会以降、コーチから昇格した渡邊翔監督は、斎藤久前監督のバックアップも受けながら、守備を中心としたチームづくりに着手。新型コロナウイルス感染拡大で休校中も各自で体幹、体力増強に取り組んだ。名古路貫太、井口慶祐の両プロップ、フッカーの西村彪真は体重100キロを超える。

静岡聖光学院戦も粘り強い守備から試合の流れをつかむ。強烈なタックルが武器のフランカー上野康志郎は「流れを変えるタックルで良い雰囲気を作る」、センター和田琉生も「こんなチャンスは今年だけ。相手を吹き飛ばす勢いでぶつかる」と話し、必勝を誓う。