鳥羽市民体育館、完成祝う 国体競技場、文化会館機能 三重

【10月に完成したサブアリーナ(右)とメインアリーナ(左奥)=鳥羽市民体育館で】

【鳥羽】老朽化に伴い改修や増築を進めてきた三重県鳥羽市の市民体育館の完成式が12日、同市大明東町の同館であり、来賓や工事関係者など約50人が祝った。

昭和48年に建築された旧施設の老朽化に伴い、鉄筋コンクリート造り2階建てのメインアリーナとして今年3月に改修工事を完了。併せて昭和47年に設置後、耐震基準を満たせなかったために平成30年12月に閉鎖した、同市鳥羽三丁目の市民文化会館大ホールの機能を移転させ、メインアリーナ隣に連絡通路で結んだ鉄骨造2階建てのサブアリーナを整備した。

メインアリーナは延べ床面積3133平方メートル。1階に体育館や会議室、2階には596席の観客席を用意した。既に5月から供用開始し、来年開催の三重とこわか国体フェンシング競技の会場として予定されている。

サブアリーナは延べ床面積2149平方メートル。1階は収納可能な可動式観客席352席を備えた舞台付きの体育館。2階はトレーニングルームなどを備えている。各種講演やイベント開催を想定し、今月17日から供用開始予定。

2棟の総事業費は約13億8534万円で、うち半額は地方創成交付金など国からの補助でまかなった。

工事関係者や来賓がテープカットで完成を祝った。中村欣一郎市長は「市民の健康増進や文化芸術の拠点としてにぎわい創出や関係人口増加につなげたい」と期待を込めた。