鈴鹿の偉人・前川定五郎 PR缶バッジ作製 牧田公民館運営委 三重

【前川定五郎をPRする手作り缶バッジと缶マグネット=鈴鹿市平田東町の牧田公民館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市甲斐町出身で、私財をなげうって鈴鹿川に橋を架けた地域ボランティアの先駆者、前川定五郎(1832―1917年)をPRしようと、同市平田東町の牧田公民館運営委員会(加藤澄雄委員長)はこのほど、定五郎の缶バッジと缶マグネットを作製。14、15日に同館で開催する「2020定五郎翁パネル展」で、百円以上の寄付者に返礼品として進呈する。

完成した缶バッジは直径4・4センチの大きさ。裏面に磁石が付いたマグネットタイプと2種類ある。手動の缶バッジ作製機を購入し、1個ずつ手作りしている。

デザインは地区内のグラフィックデザイナー藤山麗さん(43)=同市算所一丁目=が考案。銅像や写真を元に、親しみが持てるキャラクターをイメージした定五郎の似顔絵と定五郎橋、背景に前川家の家紋を描いた。着物や家紋などの配色がそれぞれ微妙に違い、15種類以上ある。

パネル展では、これまでに制作した定五郎の功績を紹介するDVDの上映や地区内の子どもたちが描いた「定五郎さんぬりえ」の展示などもある。

同委員会は牧田地区地域づくり協議会の一つ。同地区では地域一丸となって定五郎の顕彰活動に取り組んでおり、缶バッジ作製も活動の一環。寄付金は今後の啓発活動に活用する。

同協議会の中川悟会長(65)=同市平田本町二丁目=は「まずは定五郎のことを多くの人に知ってもらいたい」と話していた。