重傷負わせ男性監禁認める 津地裁初公判 ヌンチャクで殴打の男 三重

知人のトラブルに介入し、相手方の男性(23)にヌンチャクなどで暴行を加えて重傷を負わせた上、手足を拘束して乗用車のトランクに閉じ込めたとして、傷害と逮捕監禁の罪に問われた三重県四日市市、会社員向井颯被告(23)の初公判が11日、津地裁(濵口紗織裁判官)であり、向井被告は起訴内容を認めた。

検察側の冒頭陳述によると、男性は7月末ごろ、向井被告の知人と無料通信アプリ「LINE」や写真共有アプリ「インスタグラム」を通じてトラブルになった。トラブルを聞いた向井被告は男性を暴行し、車で拉致して怖がらせようと考えたという。向井被告は男性の実家の写真をLINEで男性に送り付けるなどし、呼び出したとされる。

起訴状などによると、向井被告は8月21日午後11時50分ごろ、伊勢市川端町、宮川の河川敷で、男性の全身を複数回拳で殴ったり、蹴ったりした上、木製のヌンチャクでも殴り、左前腕骨折や前歯3本を折るなど全治約2カ月の重傷を負わせたとされる。

さらに、向井被告は同日午後11時55分ごろから約20分間、男性の両手両足を結束バンドで縛り、顔面に粘着テープを巻き付けるなどした上で乗用車のトランクに閉じ込め、車を発進させた。同市の量販店で男性とトラブルになった知人らと合流し、暴行現場の河川敷に戻って男性を解放したとされる。