新型ウイルス 新たに4人感染 非常勤医師も 三重

三重県は11日、30代―70代の男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人は三重北医療センターいなべ総合病院(いなべ市北勢町)の非常勤医師。県内の感染者は延べ603人となった。

県によると、いなべ総合病院の70代男性非常勤医師は愛知県在住。5日に微熱や筋肉痛などがあり、6日から37度台の熱が続いている。三重県内の医療機関で10日に検査を受けて陽性と判明した。

男性は先月下旬に岐阜、長野両県を訪れ、今月1日には名古屋市内の飲食店を利用していた。10日まで診察に当たったといい、県が接触者調査を進めている。男性が担当した外来は12日から休診する。

鈴鹿市の40代無職女性は、クラスター(感染者集団)が発生した親族間の会食に参加していた。当初の検査は陰性だったが、8日に発熱。会食に参加した30人のうち、感染者は22人となった。

津市の60代女性会社員は、9日に感染が判明した家族の濃厚接触者として検査を受けて陽性と判明。のどに違和感がある。市内の会社に6日まで出勤していたといい、県は仕事関係の1人を検査する。

四日市市の30代男性会社員は3日から倦怠(けんたい)感などがあり、10日に検査を受けて陽性と判明。先月25日に名古屋市で買い物をしたという。市は同居の家族3人と職場関係の1人を濃厚接触者に特定した。

このほか、桑名市内の10代無職女性は3日に愛知県を訪れ、8日から頭痛などがある。都内の医療機関に検体を送付したところ、陽性と判明。都内で感染が判明したため、県内の感染者には計上されない。