松阪 武四郎記念館を改修 収蔵庫新設、基本設計示す 三重

【リニューアルする松浦武四郎記念館のイメージ図】

【松阪】三重県の松阪市議会文教経済委員会(山本節委員長)は10日、協議会を開き、産業文化部から文化財センター収蔵庫新築と松浦武四郎記念館リニューアルの基本設計について説明を受けた。

収蔵庫は同市外五曲町の鈴の森公園内に建設する。市が所有する指定文化財をはじめ、市に寄贈された豪商・旧長谷川治郎兵衛家の資料、その他の美術工芸品、文書を保存・管理する。

敷地面積5600平方メートル、延べ床面積515平方メートル。鉄筋コンクリート造り2階建て。屋根は隣のはにわ館に合わせ南北勾配の切り妻にする。収蔵室を3室備える。工事期間が約1年半、枯らし期間が約1年で、令和5年10月から搬入を開始する予定。

同市小野江町の武四郎記念館は開館から26年を経て老朽化のため改修する。また併設の小野江コミュニティセンターの新築移転に伴い室内の用途を変更し、和室を書庫と研究室に変える。敷地面積3400平方メートル、床面積850平方メートル。

研究や交流の「学びスペース」を設け、「武四郎の生涯」を知る展示室1、探検家や幕末の志士としての業績、アイヌとの交流などを取り上げる「武四郎の様々な顔」をテーマにした展示室2を造る。令和4年4月中旬開館予定。

令和2年度一般会計当初予算で債務負担行為として収蔵庫は同2―4年度で約4億円、記念館は同2―3年度で約1億9千万円を見込んでいる。