三重県 コロナ禍の子ども居場所づくり支援 事業者に補助金 最大20万円

三重県は10日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた子どもたちの居場所づくりを進める事業者に補助金を支給すると発表した。生活困窮世帯の子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」が学習支援や悩み相談を実施する場合などに、最大で20万円を補助する。11日から申請を受け付ける。

県は新型コロナの影響を受けた子どもたちに食事を提供する事業者に、5万円を上限として食材の購入費などを補助している。学習などの機会も併せて提供してもらおうと、新たな補助制度を設けることにした。

無料や安価で食事や学習の場を提供している県内の事業者が補助の対象。タブレット端末や参考書といった学習に必要な備品の購入費に加え、心理カウンセラーの依頼料やイベントの開催費にも支給する。

新型コロナの影響を受けた人たちを支援する「新型コロナ克服みえ支え〝愛〟募金」で全額を賄う。県は約30件の申請を想定し、一般会計9月補正予算に関連費用として600万円を計上していた。

子育て支援課は「食事だけでなく、学習や体験の機会が不足している子どもたちも多い。子ども食堂などに食事以外の機能を備えてもらうことで、子どもたちが訪れやすい居場所を確保したい」としている。

申請は12月28日まで。交付申請書や事業計画書などを県に提出して申請する。申請が予算額に達した場合は受け付けの期間中でも締め切る。問い合わせは同課=電話059(224)2271=へ。