鳥羽 三重大とミキモト、協定締結 海洋学研究の連携強化 三重

【協定書を手にする(右から)奥村研究科長、中西社長、中村市長=鳥羽市のミキモト真珠島で】

【鳥羽】三重大学とミキモト(本社・東京都)をはじめミキモトグループ3社は9日、三重県鳥羽市鳥羽一丁目のミキモト真珠島で産学連携に関する包括協定を締結した。海洋学研究や人材育成など各分野での連携強化を進めるとしている。

同大が鳥羽市小浜町に設置する水産実験所と市営の水産研究所の連携による「鳥羽海洋教育研究センター」を中心組織に置き、周辺の海洋・水産関連教育研究組織と連携して進める「伊勢志摩海洋教育研究アライアンス構想」の一環。協定締結に伴い、双方が保有する貝類や海藻類の増養殖に関する研究成果の共有やインターンシップの推進強化を図り、製品開発や海洋教育、地域振興につなげる考え。

協定式では、三重大の駒田美弘学長と奥村克純生物資源研究科長、ミキモトの中西伸一社長、御木本真珠島(鳥羽市鳥羽一丁目)の松田音壽社長、御木本製薬(伊勢市黒瀬町)の田中利尚社長、中村欣一郎鳥羽市長が出席した。

奥村研究科長は「総力を挙げてさらなる連携を発展させたい」と話し、ミキモトの中西社長も「点のつながりが面となるように、取り組みが深くなることに主眼を置いている。共に発展させたい」と話していた。