県内文化財、動画で紹介 県教委がネット配信 中止の講演会など代替案 三重

【配信中の動画を紹介する木平教育長(右)と伊藤係長=三重県庁で】

木平芳定三重県教育長は9日の定例記者会見で、県内の文化財を紹介する動画コンテンツ「社文課テレビ」のインターネット配信を始めたと発表した。県教委のフェイスブックページから閲覧できる。

新型コロナウイルスの感染拡大で中止した講演会などの代替策として実施。県教委の文化財技師、伊藤文彦係長(43)らが「ユーチューバーを参考にすれば、伝わりやすいのでは」と考えて制作した。

動画は1本当たり3―5分間。伊藤係長ら社会教育・文化財保護課の職員が文化財を紹介したり、ゆかりの人物にインタビューをしたりする。7月から「海女文化」などをテーマに6本を公開している。

1月あたり2本のペースで新たな動画を配信する予定。10日には世界遺産の熊野古道をテーマにした動画も配信する。来年度以降も動画の制作や配信を続け、ユーチューブでの公開も検討している。

木平教育長は会見で「県内の貴重な文化財に興味を持ち、現地を訪れるきっかけにしてもらえるよう周知したい。修学旅行や社会見学の事前学習などでも使ってもらえるよう呼び掛けたい」と述べた。