海星が4年ぶり2度目の優勝 サッカー全国高校選手権三重大会

【前半27分、先制ゴールを決めた海星MF中村(左)=スポーツの杜鈴鹿で】

サッカーの第99回全国高校選手権三重大会は7日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で決勝があり、海星(四日市市)が3―0で四日市工を下して2016年の第95回大会以来4年ぶり2度目の優勝を果たした。海星は12月31日から関東圏で開かれる全国大会に出場する。

2018年から三重大会で2年連続準優勝の海星は、今年の準々決勝で、2年連続決勝で敗れてきた四日市中央工に延長PK戦の末勝つと、準決勝で津工に2―1で競り勝ち3年連続の決勝に駒を進めていた。

決勝では23年ぶりの優勝を目指す四日市工と対戦。硬さが見られた前半は相手にボールを支配され押し込まれる展開が続いたが、同27分、ショートカウンターからチャンスを作り3年生MF中村藤也がシュートを決めて先制すると、後半3、10分にも得点しリードを広げた。中村はこの日2得点の活躍だった。

直線距離で1キロ程度の両校。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で互いに遠征を自粛した今年の夏、繰り返し練習試合を行ってきた。「(四日市工とは)今季6回試合をした」と話す海星の青柳隆監督は「決勝で良い試合ができてうれしい」。4大会ぶり2度目の全国高校選手権に向けては「4年前は1回戦で敗れてしまったので全国で勝つことが目標にしたい」と語りパスの精度向上や球際の強さを課題に挙げた。

試合後は閉会式が行われ、大会の最優秀選手は優勝校の海星から攻撃の起点として活躍した3年生ボランチの長嶋叶翔が選ばれた。準々決勝以降の得点の合計で争われた得点王は、いずれも2ゴールの和田涼雅(海星)、中村藤也(同)、吉良元希(三重)、清水勝太(津工)が獲得。敢闘校には今大会ベスト8の松阪工が受賞した。