尾鷲市戦没者追悼式に20人参列、新型ウイルス影響で規模縮小

【尾鷲市戦没者追悼式で献花する遺族=同市瀬木山町の市民文化会館で】

【尾鷲】三重県の尾鷲市戦没者追悼式が7日、同市瀬木山町の市民文化会館であった。遺族や加藤千速市長、地元選出の県議や市議ら約20人が参列し、太平洋戦争などで犠牲となった1447柱のみ霊に祈りをささげ、平和を祈った。

追悼式は例年5―6月に実施し200人ほどが参列するが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期し、参列者の規模を縮小した。感染防止のため国歌斉唱時も曲を流すだけにした。

加藤市長は式辞で「戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、恒久平和の実現に向け努力していく。先人が築かれた郷土の尾鷲を私たちの子どもや孫の世代に引き継いでいけるよう全力で取り組む」と述べた。

遺族を代表して市遺族会会長の真井紀夫さん(80)が「平和だけは絶対に守り二度と戦争はしない、させない社会にしなければと遺族会の皆さんとともに心に誓っている」と述べた。

参列者は黙とうをささげて献花し、犠牲者の冥福を祈った。