
【桑名】三重県東員町笹尾西の檜山雄二さん(72)が3回目となる個展「あしあと展Ⅲ」を、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで開いている。12日まで。近くの風景を題材にした水彩画26点を並べた。四日市港や三岐鉄道北勢線の「めがね橋」と一面に広がるコスモス畑、いなべ市北勢町阿下喜の街並みなどを繊細な色使いで描いている。ほとんどの作品が、現場でスケッチして仕上げているという。
檜山さんは地元東員町で活動する絵画グループ「楽絵筆」のメンバー。画歴は7年ほどで、身近な風景を好んで描く。「何気ない場所でも切り取り方次第で、全くイメージが変わる。そんなところを見てほしい」と話していた。