人口減対策で意見交換 南伊勢町、オンラインで 三重

【オンラインでの意見交換会であいさつする小山町長(中央奥)=南伊勢町役場南勢庁舎で】

【度会郡】三重県南伊勢町は6日、人口減少対策を見据えた総合計画「新絆プラン」の実現に向けて、外部有識者の意見を聞くための意見交換会を同町役場南勢庁舎で初めて開いた。新型コロナウイルス感染症対策としてウェブ会議サービス「Zoom」によるオンラインで実施した。

同町では人口減少や少子高齢化が深刻化しており、2025年には人口が約70%減少し、町消滅の危機を迎えると危惧している。このため、30年後の年小人口(0―14歳)のV字回復を念頭に置いた総合計画を策定し、若者移住や子育て、町の魅力発信に向けた事業の展開を進めている。

計画実現には町内だけでなく外部有識者の意見も反映させる必要があるとして、西村訓弘三重大副学長をはじめ産官学各分野から18人を外部委員に選任した。

会議では、総合計画の中から、若者移住定住の推進▽活力ある水産業への挑戦▽多様な人材の活躍―の3施策を評価。各担当課職員らが施策の達成目標や進捗状況、評価や今後の方向性などを報告し、委員らは施策を取り巻く状況や今後の改善点などについて質問や意見を挙げていた。

小山巧町長は「従来の施策を革新的に変える必要がある。委員の豊富な経験や専門性、アイデアを得ながら背水の陣で取り組みたい」と話していた。