身近な草花使い30点 伊勢で生け花教室が作品展 三重

【身近にある花材を使った生け花作品と武田さん=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】三重県伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で6日、同市中村町の専正池坊教授、武田敏子さん(72)が主宰する生け花教室の作品展「いけばな展~嫋(たおやか)~」が始まった。身近な草花を使った季節感あふれる作品が訪れた人の目を楽しませている。8日まで。

20回目となる同展には、武田さんと生け花教室や市民講座の生徒ら20人が参加。野山や庭先で探し集めたり、知り合いにもらったキク、ツワブキ、カラスウリ、ナンテンなどの花材を使い、自分の決めたテーマを表現した個人作品とグループ作品計30点が並ぶ。

華道歴50年以上の武田さんが古い中国のつぼにキササゲ、オトコエシ、チャノキをあしらい、花材や花器との出会い、、周りの人々への感謝の気持ちを込めて生けた「心」や、マサキ、ノイバラ、君が代ランなどで「佇(たたずまい)」を表現した作品も目を引く。

武田さんは「花と向き合っていると心が安らぐし、それぞれの花の良さを見付けるのが楽しい。今回はより身近な花材が多いので野にあるものの晴れ姿を見てもらえれば」と話した。