児童ら「蓮台寺柿」収穫 伊勢の佐八小、歴史や栽培学び 三重

【農家の大西さんに教わり蓮台寺柿を収穫する児童=伊勢市勢田町で】

【伊勢】三重県伊勢市の天然記念物「蓮台寺柿」を学ぶ体験学習が5日、同市勢田町の柿畑などで開かれ、市立佐八小学校の3年生13人が、収穫体験などを楽しんだ。

児童らは学校で、蓮台寺柿の歴史や栽培について講義を受けた後、農家の大西信孝さん(71)の柿畑で、収穫に挑戦した。

大西さんにはさみの使い方や作業の注意点を教わり、大きく実った柿を見つけて1人3個ずつ収穫。蓮台寺柿は渋柿のため、収穫した後、アルコールを使った渋抜き作業も体験した。古川敦喜君(9つ)は「きれいな柿が採れた。甘くてとろっとしておいしい蓮台寺柿。家でおばあちゃんと食べたい」と笑顔をみせた。大西さんは「地元の食材を知り、大人になっても忘れないでほしい」と話した。

体験学習は、生産者や市、県などでつくる蓮台寺柿産地振興連絡会が毎年開いていて、収穫体験のほか、柿の選別出荷を行う選果場(同市藤里町)の見学もあった。