三重県高校駅伝8日号砲 優勝争い展望

男子第71回・女子第35回三重県高校駅伝競走大会は8日、松阪市久保町の三重高校正門前を発着点に行われる。男子32校、女子21校がエントリーし男女優勝校が12月20日に京都で行われる全国高校駅伝に出場する。例年男女上位6校が出場して行われる東海高校駅伝は新型コロナウイルスの影響で今年は開催されない。男女優勝争いの行方を展望する。
■男子(7区間=42・195キロ)
2連覇に挑む四日市工と2年ぶりの優勝を目指す伊賀白鳳の一騎打ちか。

四日市工は前回の全国高校駅伝の出走メンバー4人が残っている。コロナ禍で思うように記録を伸ばせずに来たが、10月の全国高校大会5000メートルで昨年の都大路4区9位の佐藤榛紀が14分7秒83の自己新で準優勝し仲間を鼓舞。昨年の都大路アンカーの小林丈留主将は「ミスのない駅伝で全員が力を発揮する」。

昨年県高校駅伝16連覇を逃すも東海高校駅伝を制して記念大会枠で31回目の都大路出場を遂げた伊賀白鳳は厚い選手層で首位奪還。10月に14分38秒台の自己新をマークした古橋希翁ら1年生の成長も心強い。小原政孝主将は「下の学年に力があるので上級生も結果が出ている」とチーム力の高まりに手応えを示す。
■女子(5区間=21・0975キロ)
昨年はレース終盤まで目まぐるしく首位が入れ替わる展開になったが、今年は19年ぶりの優勝を目指す宇治山田商を軸とした展開が予想されている。

宇治山田商は3年生の倉野加奈主将ら昨年の県高校駅伝3位メンバーに、今春入学した昨年8月の全中1500メートル3位の澤井風月の加入でチーム力が向上した。倉野主将は「県駅伝で優勝しなければいけないチーム、できるチームになっている。1人1人が自分の役割を果たして優勝する」と意気込んでいる。

前年度優勝校の四日市商は、昨年の都大路で1区を担った丹羽瑞希、昨年の県駅伝で4区区間賞の活躍で5年ぶりの優勝に貢献した近藤萌子ら3年生の経験値が武器。津商の山﨑そよか、伊賀白鳳の松谷由夏、未夏ら各校の3年生エースらの好走にも期待したい。