総額1800万円の詐欺事件 主犯の男に懲役5年求刑 津地裁 三重

詐欺グループの実行犯として約1800万円をだまし取ったなどとして、詐欺や窃盗などの罪に問われた東京都港区、運送業山元聖三被告(48)の論告求刑公判が5日、三重県の津地裁(四宮知彦裁判官)であり、検察側は懲役5年を求刑した。判決は19日。

論告で検察側は「他人名義のカードを管理して出金するとともに、カードの送付先のマンションの賃借の手配を行った。被害者に弁償は一切されていない。兄の山元聖作が事件で中心的な役割を果たしており、聖作らと再犯に及ぶ恐れが大きい」と指摘した。

論告によると、聖三被告は聖作被告(55)らと共謀し、昨年3月から7月、山口県下関市の90歳代男性など、高齢者7人からキャッシュカードをだまし取るなどし、総額約1800万円を詐取。聖三被告は現金を引き出す「出し子」などを務めたとされる。