10月の県内景気動向調査 3カ月ぶり悪化 三重

帝国データバンク津支店が5日に発表した10月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比0・8ポイント減の32・7で、3カ月ぶりに悪化した。同支店は「全体的に改善傾向であるが、施策の効果は一時の勢いがなくなりつつある」とみている。

全国順位は前月から20下がって34位。前年同月(33位)も下回った。東海4県では3位だった。

規模別では大企業が前月と比べて2・2ポイント減の37・3、中小企業は0・5ポイント減の31・9といずれも悪化。大企業と中小企業の規模間格差は5・4となり、前月から1・7ポイント縮小した。

業界別では、10業種のうち5業種で前月より改善。主要産業の製造は前月比2・0ポイント増の32・1と改善した。小売は5・0ポイント減の36・7、運輸・倉庫は7・7ポイント減の19・4と悪化が目立った。

同支店は「政府の施策や企業独自の取り組み効果は続くが、これまでの勢いはなく、期待感が薄らいでいる」と説明。「有効求人倍率の低下や米大統領選など懸念材料があり、各企業の先行きに対する警戒感が強い」との見方を示した。