長年の功績「県の宝」 秋の叙勲・褒章、県が伝達式 三重

【鈴木知事(左)から勲記と勲章を受け取る鈴木さん=津市栄町1丁目で】

令和2年秋の叙勲・褒章の伝達式が5日、三重県津市栄町一丁目の県勤労者福祉会館であった。鈴木英敬知事が旭日双光章を受章した元県議の水谷隆氏(74)=東員町=ら21人と1団体に勲章などを手渡し、長年の功績をたたえた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で一部の省庁が伝達式を中止したため、県から伝達する受章者が例年に比べて増加した。

鈴木知事は勲記や章記を代読し、受章者1人ずつに伝達。新型コロナの影響を踏まえ「どういう状況であろうと皆さんが各分野で尽力されたことは県にとって宝であり、昭和、平成、令和において、歴史を刻んできたことに間違いはない」と祝辞を述べた。

伝達式には県内の叙勲受章者57人と褒章受章者10人1団体のうち、総務省と厚生労働省、環境省、内閣府関係の受章者が出席。地方自治や社会福祉、看護業務、環境衛生などの分野で功績があった。

瑞宝単光章を受章した元国立三重病院主任看護師の鈴木若さん(93)=津市=は県内最高齢の受章者で、現役の看護師。勲記と勲章を受け取り「まだまだ自分でやれるだけ頑張っていこうと思った。年だからと負けていられない」と話した。