熊野市駅前 「食堂あお」オープン 昼は軽食、夜は魚料理 三重

【熊野の幸 食堂あおをオープンした優子さんと和希さん=熊野市井戸町で】

【熊野】三重県の熊野市駅前に1日、飲食店「熊野の幸 食堂あお」がオープンした。経営するのは同市出身の榎本和希さん(26)と愛媛県今治市出身の優子さん(28)夫婦。2人は「年齢層関係なく、気軽に立ち寄ってもらえる店にしていきたい」と笑顔で話す。

和希さんは高校卒業後、一度は地元企業に勤めたが料理人を志して退職。全国を旅する中、カフェの開業を目指していた優子さんと沖縄で出会い意気投合した。2人で飲食店の開業を目指し、和希さんは愛媛県松山市の活魚料理店で5年間働いた。「熊野を訪れる外国人観光客にも対応したい」と、2人でワーキングホリデーを利用して1年間ニュージーランドに行き、3カ月間、日本食レストランをオープンした。

店内は約33平方メートルでカウンター席のみ12席。優子さんがカフェやケーキ店などで働いた経験を生かし、昼はカフェとしてコーヒーや焼き菓子、めはり寿司などの軽食を販売する。夜は小料理屋として熊野市や新宮市などで仕入れた魚の料理を提供する。

和希さんの両親が昨年1月に「飲食店経営のため、空き店舗と空き家を紹介してほしい」と熊野市に相談し、もともとカフェ店だった空き店舗や空き家を紹介してもらった。店の開業は同市創業支援制度を活用した。

2人は「『あお』という店の名前は、海、山、川など熊野の豊かな自然を思い浮かべてもらえるようにとの思いを込めた。熊野は食材が豊富なので、自分たちも熊野を盛り上げていけたら」と話している。

昼は午前10時―午後3時、夜は午後5時―同10時。不定休。

問い合わせは熊野の幸 食堂あお=電話0597(70)4003=へ。