イクボス充実、三重2連覇 都道府県ランキング 取り組みや取得率

【三重が1位となったイクボスのアンケート結果を発表する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は4日の定例記者会見で、育児への参画に理解がある上司「イクボス」を推進するNPO法人「ファザーリング・ジャパン」が実施した「イクボス充実度アンケート調査」で、県が都道府県ランキングの1位となったと発表した。前回調査に続くトップで、民間への普及に向けた取り組みが評価されたとみられる。鈴木知事は「三連覇に向けて取り組みを加速させる」と述べた。

県によると、調査は3年ごとに実施。全ての都道府県と3月までに「イクボス宣言」をした市区町村に、イクボス推進の取り組みや育休の取得率を尋ね、37都道府県と87市区町村が回答した。

県は「みえのイクボス同盟」への加盟を県内の企業に呼び掛けたり、イクボスを広げる「伝道師」を養成する講座を開いたりと、民間への普及に向けた取り組みが評価されて1位となったとみられる。

また、男性職員の育児休業取得率が平成30年度に全国で最も高い38・4%となったことや、男性職員の育児休暇取得率が令和元年度に100%を達成したことなど、県庁内での実績も評価されたという。

一方、市区町村のランキングで上位10自治体に入った県内自治体はなかった。県内では桑名、四日市の両市が回答し、それぞれの結果は39位と59位。1位は前回調査に続いて北九州市だった。

鈴木知事は会見で「1位となったことの喜びを皆で分かち合いたい」とした上で「県内にイクボスがあふれるよう、企業との情報交換などを通じて3連覇に向けた取り組みを加速させたい」と述べた。