県出身作家 伊吹さんが四日市高生とトーク 母校モデルに小説 三重

【伊吹さん(右から4人目)と一緒にトークを繰り広げた高校生ら=四日市市諏訪町の四日市商工会議所で】

【四日市】三重県出身の作家、伊吹有喜さん(51)と母校の四日市高校の生徒とのトークイベントが3日、四日市市諏訪町の四日市商工会議所であった。

伊吹さんは尾鷲市生まれで四日市市育ち。直木賞の候補に3回選ばれている。イベントは母校をモデルにした小説「犬がいた季節」(双葉社)の刊行を記念して、同社と丸善四日市店などが開いた。

伊吹さんは四日市市で知られたスパゲティ店の店名を挙げ、「友達とナポリタンやソフトを食べに行った。学校の図書室が充実していて、よく本を読んだ」などと、高校時代の思い出を話した。

一緒に登壇した6人の高校生からの質問にも答え、「今の選択がすべてではなく、人生はやり直しができる。無駄と思うことでも経験が糧となって、次の展開が広がってくる」と、アドバイスを送った。

会場では、事前に配った整理券を手にした約百人が耳を傾けていた。