玉城町 築108年の駅舎、スタンプに JR参宮線、田丸駅モチーフ 三重

【左:玉城町が制作した田丸駅のスタンプ(同町提供)、右:大正元年に建築され、現在も当時のまま姿を変えずに利用されている田丸駅の駅舎=玉城町田丸で】

【度会郡】三重県玉城町はこのほど、108年間姿を変えず、現在も利用されている駅舎が特徴のJR参宮線田丸駅をモチーフにしたスタンプを制作し、町教育委員会事務所前(村山龍平記念館内)に設置している。

同駅は明治26年に参宮鉄道が津、多気、宮川間で開業した際に設置され、大正元年に現在の木造平屋の駅舎を建築。利用者数の減少により、平成24年10月1日に無人化された。

今回は、同駅の活性化や町の魅力発信のきっかけになればと、駅の風情を表現したスタンプを制作。町の史跡「田丸城跡」と「玄甲舎」の間に位置する同駅を観光の出発点として、駅スタンプ収集家をはじめ多くの観光客に利用してもらい、来町者促進につなげるのが狙いという。

スタンプは直径5センチ。築108年の歴史ある駅舎を中央に、列車や同町の特産品のしめ縄、農業の風景などをデザインした。

辻村修一町長は「田丸駅を町の歴史遺産として残していくことが必要。駅を中心に町を盛り上げていく取り組みをしていきたい」と話していた。