紅茶使った給食に舌鼓 鈴鹿市立の幼小中で、大黒屋光太夫をPR 三重

【紅茶を使った給食を食べる児童ら=鈴鹿市若松中1丁目の市立若松小学校で】

【鈴鹿】「紅茶の日」の1日、三重県の鈴鹿市は市内の市立幼稚園と小中学校で、教職員を含む計約1万7500食分の紅茶を使用した給食を提供。江戸時代にロシアに漂着し、帰国後日本の蘭学発展に寄与した市の偉人、大黒屋光太夫をPRした。

代休の1園、1小学校を除く幼稚園9園、小学校29校、中学校10校で実施。

自校調理校の園児と児童ら約7000人は「紅茶フライビーンズ」、給食センター配送校の園児、児童ら約4800人は「紅茶のカップケーキ」、中学生ら約5700人は「手作り紅茶りんごジャム」を食べた。各献立で使用した粉末紅茶計11.7キロは、活動の趣旨に賛同したAGF鈴鹿が寄贈した。

光太夫の出身地、若松地区の市立若松小は、紅茶フライビーンズを提供。

同校では4、5年生が光太夫について学ぶ。5年2組の教室では、担任の永井真峰教諭(32)が食前に「今日は、光太夫が日本に紅茶を伝えた記念の日」と説明した。

馬島蓬明君(11)は「ものすごくおいしかった。僕も光太夫のようにみんなの役に立つ人になりたい」と話していた。