壁紙で貼り絵、メガネやNYの風景 伊勢で安藤さん作品展 三重

【壁紙を使った貼り絵「クロスアート」や建物と風景のスケッチが並ぶ会場=伊勢市宇治今在家町の茶房山中で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治今在家町の茶房山中で、津市長岡町の公務員、安藤亨さん(58)が考案した壁紙を使った貼り絵「クロスアート」とスケッチの作品展が開かれている。29日まで。木、金曜日は休み。

安藤さんは約20年前、建築関係の仕事に携わっていた時に、さまざまな種類がある壁紙で何か作れないかと考え、作品制作を始めた。下絵から型紙をおこして切り抜き、質感の違う壁紙を使って立体感や空間の広がりが出るように工夫しながら、カラーボードに貼り付ける独自の技法を確立。年に一度、個展を開いて作品を発表している。

8回目の同展には、身近にあるメガネやマグカップ、少年剣士だった息子の姿、旅先のニューヨークでの風景などを優しい色合いで表現したクロスアート11点を展示。伊勢市を中心に県内の建物と風景をボールペンや水彩絵の具、色鉛筆を用いて繊細に描写したスケッチ8点も目を引く。

安藤さんは「作品を見て身近にある物や風景を見直すきっかけにしてもらえれば」と話していた。