尾鷲高・森山さんの書、全国へ みえ高文祭で特選

【みえ高文祭で特選に選ばれた作品と森山さん=尾鷲市古戸野町の県立尾鷲高校で】

【尾鷲】三重県総合文化センター(津市)で10月に開かれたみえ高文祭の書道部門で、県立尾鷲高校(尾鷲市古戸野町)書道部の2年森山古都音(ことね)さん(16)=紀北町相賀=の作品が、県内37校から出品された101点の中から、上位5点の特選に選ばれた。新たな作品を仕上げ、和歌山県で来年開かれる「全国高等学校総合文化祭」に出品する。同校書道部の作品が特選に選ばれるのは4年連続になる。

森山さんの作品は、漢の時代の人物・曹全の業績や人柄をたたえた記念碑「曹全碑」の臨書。隷書の丸みを帯びた右はらいが特徴で、縦225センチ横80センチの紙に143文字が書かれている。

森山さんは入学当初、陸上部のマネジャーを務めていたが、小学1年から地元の書道教室に通っており「自分で目標を持って頑張りたい」と、今年2月に書道部に入部した。新型コロナウイルスの影響で臨時休校となった期間は自宅で自主練習に励み、分散登校のたびに顧問の岸本一哉教諭(36)に練習したものを提出し、指導を受けた。

岸本教諭は「練習量は県内一だと思う。入部当初から全国大会に出品したいという意思があり、まっすぐ進んでくれた」とたたえる。

森山さんは「部員や顧問の先生に悩みを聞いてもらい、支えてもらったので頑張ることができた」と感謝する。全国大会に向け「横の文字との間隔を詰めてそろえたい。いい作品が書けるよう頑張りたい」と意気込んでいる。