映画「浅田家」撮影秘話語る イオン津南でトークショー 三重

【トークショーに出演した(左から)小川プロデューサー、中野監督、浅田さん=津市高茶屋小森町で】

【津】映画「浅田家!」のヒットを記念したトークショーが1日、三重県津市高茶屋小森町のイオンモール津南であった。中野量太監督と小川真司プロデューサー、モデルとなった市出身の写真家・浅田政志さんの3人が出演し、撮影秘話や印象に残ったシーンを語った。

中野監督は「僕はずっと家族の映画にこだわって撮り続け、浅田さんは家族を赤裸々なまでに撮影している。この2人を結び付けたのが小川さんだが、良い物が生まれた」と話した。

鈴鹿市出身で、津市内の中高を卒業した小川プロデューサーは「地元の映画を作りたかった」と説明。原案の写真集「浅田家」に「面白い家族がいる。この人たちが登場する映画を作ろうと思った」と語った。

一番印象に残った撮影として、小川プロデューサーは高田本山を挙げ「実際の浅田さんの話には出なかったが、自分が高田中学校出身で毎月行っていたので絶対に中野監督を連れて行こうと思った」と明かした。

中野監督はロケ地の一つである防波堤について「海の向こうに造船所が見えるカットをたくさん使った。津らしい感じがして、ふるさとの象徴になるのではないかと意識して撮った」と述べた。

監督の言葉に浅田さんは「あそこは本当にすごく好きで、お菓子を食べていた落ち着く場所」「重要なシーンをそこで撮ってくれたので、自分の好きな場所が出てきて見ていると感動する」と話した。

浅田家は10月2日に全国で公開が始まった。ワルシャワ国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。同26日までイオンシネマ津南が全国動員ランキングで1位となったことを記念し、トークショーを実施した。