三重大 カルテ改ざん、男性医師を懲戒解雇

三重大(三重県津市)は30日、手術中に使用していない薬を投与したかのようにカルテを改ざんし、診療報酬を不正に請求したとして、公電磁的記録不正作出と同供用の疑いで刑事告発された同大医学部付属病院の男性麻酔科医(48)を懲戒解雇処分にした。

同大によると、大学の役員会が29日に処分を正式に決定した。大学は21日に懲戒解雇の処分を決め、翌22日に男性医師に通知。男性医師は不正を全面的に認め、代理人を通じて28日に異議を申し立てない意向を示したという。

男性医師は調査に対し、心拍を安定させる薬「ランジオロール塩酸塩」を積極的に使うよう上司の男性麻酔科医(54)から指導されたため改ざんしたと説明。同大は「改ざんには関わっていない」として、上司を処分しなかった。上司は31日付で退職する。