津高 地域共生への思い アノウラボ森谷さん講演 三重

【自身の取り組みについて話す森谷さん(奧右)=津市新町の県立津高校図書館で】

【津】三重県津市新町の県立津高校は29日、同校図書館で文化講演会を開いた。同市安濃町出身で同町を拠点に地域活性化支援に取り組むデザイナーの森谷哲也さん(42)が「まちの宝の磨き方。」と題して話し、自身の歩みや地域共生社会の実現を目指し立ち上げた活動「アノウラボ」への思いを語った。

森谷さんは20代で上京、30代後半に地元に戻り地域の魅力を生かすイベントや商品の企画などを通じて生まれた多様な関わりを「学ぶことが多く数珠つなぎのようなご縁でつながっている」と話した。

今年安濃交流会館を拠点に始めた「アノウラボ」のコンセプトを「やりたい人が部長になって活動を立ち上げ地域とつなげる。楽しくないと周囲を巻き込めない」とし「共につながる機会と場所を作りたい。地域のコミュニティーがつながり合えれば津市は活性化する」と思いを語った。

同講演は地域で活躍する人から学ぼうと放課後に開催し呼び掛けに応じた1―3年生約40人が聴講。3年生の玉野茜絵さん(18)は「自分は合理的に考えがちなので楽しさを基準に考えることも大事だと思った」と感想を話した。