尾鷲市 市営野球場を予定地に 市長、ごみ処理施設建設で 三重

【東紀州5市町で整備を進める広域ごみ処理施設について説明する加藤市長=尾鷲市議会議場で】

【尾鷲】三重県の加藤千速尾鷲市長は30日の市議会行政常任委員会で、東紀州5市町で整備を進める広域ごみ処理施設の進捗(しんちょく)状況について説明した。加藤市長は「市営野球場を広域ごみ処理施設の建設予定地として位置づけ、来年4月の一部事務組合の設立に向けて努力していく」と述べた。

環境課によると、付帯工事費を含む施設整備費は約73億2300万円。標高約23・7メートルの場所にあり、津波浸水域ではないため、盛り土や遮水工事などが不要。このため、これまで建設予定地として検討した中部電力尾鷲三田火力発電所(同市国市松泉町)跡地や燃料基地用地(同市矢浜)と比べ整備費が抑えられる見通し。

施設への搬入路は国道311号とつながる市道真砂線(約360メートル)を使用する見通し。ごみ収集車などが安全運行できるよう、幅員約4・8メートルから7メートルに拡幅する。整備費は約1億300万円を見込んでおり、5市町で負担する。市営野球場の代替施設は火力発電所跡地に建設予定で、同跡地への津波避難施設整備費と合わせた事業費は最大で8億5千万円を見込み、5市町で負担する。