四日市 コロナ禍の企業戦略セミナー 三重大など産学官の5者

【オンラインで講演する百嶋氏(奥の画面内)と会場で聴講する参加者ら=四日市市鵜の森一丁目のユマニテクプラザで】

【四日市】三重大学と東京大学、三重県、県産業支援センター、みえ大橋学園の5者は30日、四日市市鵜の森一丁目のユマニテクプラザで連携セミナー「産学官連携で実現する産業競争力の強化~コロナ禍を乗り切るための企業戦略」をオンラインと会場の併用で開いた。

ニッセイ基礎研究所上席研究員の百嶋徹氏が「コロナ後を見据えた企業経営の在り方」、三重大学工学研究科教授の村田博司氏が「5G/Beyond5G無線通信の動向~4万人収容スタジアムでの5G実験」、東京大学経済学研究科教授の新宅純二郎氏が「海外ものづくりとグローバルサプライチェーン」と題してそれぞれ講演。

このうち百嶋氏は「経営者はアフターコロナを見据えて社会的価値創出を企業経営の上位概念に位置付け、目先の利益・効率性を負わず、中長期の視点でイノベーションを通じた社会課題解決や企業・社会の持続性確保に取り組むべき」とし、「日本企業はコロナ禍を契機に、欧米の先進企業にならい、短期志向と決別できるかが問われている」などと強調していた。

オンラインで67人、会場で68人の参加者らは、各氏が展開する講演に熱心に聞き入っていた。

講演後は、新宅氏と四日市商工会議所の種橋潤治会頭ら、村田氏とクラウドサービス提供業「FIXER」(東京都)の松岡清一社長らによる質疑応答も行われた。