視覚障害者を支える装置 津で体験会、暗所視眼鏡など 三重

【担当者(右)から最新の日常生活用具の説明を受ける来場者=津市桜橋の県視覚障害者支援センターで】

【津】三重県津市桜橋の県視覚障害者支援センターは29日、同所で視覚障害者をサポートする日常生活用具の体験会を開いた。県内の視覚障害者31人が来場し、最新の支援装置などに触れた。

例年一堂に会して機器メーカーの説明を受けているがコロナ禍での感染防止に配慮し1人ずつ予約制で実施した。

参加者は暗所視支援眼鏡▽音声読み上げ付き拡大読書器▽眼鏡装着型文書読み上げ装置―の3種を実際に使用し、メーカーの担当者からマンツーマンで説明を受けた。

暗所視支援眼鏡を体験した松阪市の女性(43)は「夜盲症と視野狭窄で暗くなると外出しにくいがこれがあれば活動範囲が広がる」と感想を述べた。

同センターによると障害者が日常生活で必要とする機器の購入は公費による助成があるものの給付対象の認定や額は市町村ごとに違うという。津市の全盲の男性(72)は「助成のあるなしや限度額が市町村で違うのでもっと拡充するといい」と述べた。