
【松阪】三重県松阪市は28日、戸籍住民課で「書かない窓口」を始めた。住民基本台帳システムを活用し、本人確認と署名だけで住民票や印鑑登録などを取得できる。県内では初めて。
市民が利用しやすい窓口改革の取り組み。同課によると約2分の短縮になる。北海道北見市や千葉県船橋市などで実施している。
本年度中に書かない窓口を児童手当など関連する16窓口の190手続きへ拡大し、住民異動情報を基に関連手続きを自動判定し帳票を発行する仕組みにする。
竹上真人市長が住民票を取って実演し、「すごく簡単にできますね。新しい住民サービスの一歩」と話した。