鈴鹿PGスタジアム建設へ Jリーグ昇格向け 市長ら知事に協力要請 三重

【鈴木知事(右)に要望書を手渡す末松市長(中央)と吉田社長=三重県庁で】

三重県の末松則子鈴鹿市長と日本フットボールリーグ(JFL)のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」を運営する会社アンリミテッドの吉田雅一社長は28日、県庁を訪れ、Jリーグ昇格に向けたスタジアムの整備について協力を求める要望書を鈴木英敬知事に提出した。県営都市公園鈴鹿青少年の森(同市)にJリーグ規格のスタジアムを建設する計画で、令和4年9月の完成を目指す。

同社は約50ヘクタールある県営都市公園のうち、シンボル広場西側の雑木林約5ヘクタールに5千人収容のスタジアムを建設する方針。建設費の4億円は自己資本やスポンサーからの資金でまかなう。来年6月に着工予定。

チームは鈴鹿市を本拠地として活動し、現在7位。11月にはJ3への昇格条件の一つ「百年構想クラブ」の申請をする予定。令和4年度には、J3参入に必要なクラブライセンスの申請を視野に入れる。

県営都市公園の土地に施設を建設するに当たって、末松市長は「単なる運動施設ということではなく、複合的な機能を持つ多機能交流施設として活用させてもらえるよう調整したい」と述べた。

吉田社長は「2月から事務レベルの協議が順調に進み、これからいよいよ申請をする予定。Jリーグと一緒に協議を進めている。引き続き、スタジアムの建設に向けて尽力をお願いしたい」と協力を求めた。

鈴木知事は「本気でスタジアムを建設すると言ってもらったので、県として全面的に協力する」とした上で「県内のサッカーチームに良い影響を与え、Jリーグに近づくチームが増える」と期待感を示した。

県内では同じJFLで北勢を拠点とする「ヴィアティン三重」が9月にJ3ライセンスの交付を受けた。東海社会人一部で中南勢を拠点とする「FC伊勢志摩」もJリーグ加盟を目指して活動している。