鈴鹿医療科学大 医療データ学科を新設 来年度、全国初 三重

【新学科開設について話す豊田学長=鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長)は27日、従来の医用工学部医用情報工学科を廃止し、令和3年4月から新学科「医療健康データサイエンス学科」を開設すると発表した。医療系のデータサイエンス学科は全国初という。

新学科では、人工知能や統計分析など最新の科学技術を活用して多様な医療データを分析し、医療福祉分野の課題解決に向けた提案や実践などができる力を身につける。授与学位は学士。診療情報管理士や統計検定などの資格が取得可能。定員は40人。

新たな科学技術を創造する人材を養成することで、健康寿命の延伸や医療費削減、客観的で迅速な診断につなげるのが狙い。

従来の医用情報工学科は、コンピューターの技術を医療分野に広げる人材育成を目的としていたため、最新の技術分野や新技術の開発方法を含んだ教育カリキュラムを構築し、新学科の開設に至った。6月に文科省へ申請し、10月2日に認可された。

同日、同大学で開設説明会があり、冒頭で豊田学長が「めざましい進歩に対応できる人材を育成するために再出発する」とあいさつ。同学科長に就任予定の鶴岡信治教授が、新学科の概要を説明した。

鶴岡教授は「新技術を自分で利活用できる学生を育てたい」と話していた。